延命地蔵

この地蔵堂は遅くとも1725年にはあった事がわかっており、その当時は、妊婦旅人や子供を守る小さな地蔵尊の像のみがありましたが、1813年に旅人が妻籠の目抜き通りに並行して流れる蘭川の河川敷に足元から横になったような姿勢の地蔵尊の形をした変色部分のある珍しい岩を見つけました。この岩はこの地の和尚がこの場に運んでくるように手配し、石でできた蓮の葉の形の台座に安置され、2階建ての厨子に祀られました。この小さな祠の左側にかけられている大数珠にもご注目ください。「念仏を百万回唱える」ことを意味する、百万遍念仏講として知られる儀式では、数人の人々がこの大数珠を持ちながら繰り返し読経します。この祠の正面のいたるところに無造作に張られた紙は、巡礼者が参拝したことを証明するために貼り付けた。各自の名前が書かれた千枚札というものです。延命堂とは、「長寿のお堂」を意味し、人々は地蔵尊に長寿を祈願していました。
エリア
南木曽町
カテゴリー
歴史・文化
寺社・仏閣

基本情報

住所
〒399-5302
長野県木曽郡南木曽町吾妻2156-2
営業時間
終日営業
休業日
無し
料金
無料

施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。

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