一石栃立場茶屋

この築200年の茶店は、中山道を旅する旅人のために宿場町と宿場町の間の休憩所として建てられていた茶店の典型的なものです。この茶店が位置する一石栃は、かつては木材の出荷を取り締まった番所を含む7軒の家からなる集落でした。この茶店にはかつて厠がありましたが、かなり前に朽ち果ててしまいました。この茶店の左側の平地では、最近まで米が栽培されていました。この茶店には土間、囲炉裏を囲む板張りの上段の間と畳の間が2部屋あり、この茶店の奥の畳の間には、掛け軸を掛けたり、書き物机を置いたりできる、床を一段高くした床の間があります。現在ではこの茶屋は、妻籠を愛する会という妻籠の保存団体が管理しています。是非お茶を飲みに立寄って、中山道の伝統の存続にご協力ください。またこの茶店の隣に立つねじれた松の木と、道の向こう側にある桜の木をゆっくりとご満喫ください。
エリア
南木曽町
カテゴリー
歴史・文化
史跡・文化財

基本情報

住所
〒399-5302
長野県木曽郡南木曽町吾妻
営業時間
9時00分~16時00分
休業日
無休
料金
無料

施設の情報は変更されている場合がございます。最新の情報は各公式HPをご覧ください。

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